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巨大地震災害に備えて赤十字施設・ボランティア・関係機関が団結NEW

平成29年11月8日

9月24日(日)に静岡県支部・引佐赤十字病院合同災害救護訓練を開催しました 

 支部と引佐赤十字病院は、9月24日(日)に同病院を会場とした災害救護訓練を開催し、赤十字施設・ボランティア・関係機関から162人が参加しました。
 訓練は、駿河トラフを震源とするマグニチュード8.0の地震発生により、県西部を中心に建物倒壊の被害、さらに県沿岸部では津波被害も発生しており、特に浜松市北区においては土砂災害が発生したことにより、多数傷病者が発生している想定のもとで実施しました。
 訓練会場の引佐赤十字病院では、病院長を中心に災害対策本部を設置し、応援救護班の協力を得て、同病院駐車場に救護所を開設し、そこに2張のドラッシュテント※1を展開し、多数傷病者の受け入れを行いました。救護所では、集結した応援救護班、柔道整復師赤十字奉仕団、赤十字防災ボランティアが一丸となって多数傷病者の受入れに当たり、重症者については浜松市消防局の協力のもと後方搬送※2を行いました。
 なお、傷病者役は、赤十字防災ボランティア、安全奉仕団、水上安全奉仕団が務め、迫真の演技で、訓練を盛り上げてくれました。
 また、静岡県無線赤十字奉仕団によるアマチュア無線による非常通信訓練も実施され、災害時における重層的な通信手段の確保について、検証を行いました。
 さらに、浜松市引佐赤十字奉仕団、浜松市三ケ日赤十字奉仕団、浜松市浜北赤十字奉仕団が炊き出しを行い、日頃からのレシピ研究、訓練の成果を遺憾なく発揮し、腕によりを掛けた料理を訓練参加者に振る舞いました。
 救護班からは、「実際に訓練に参加して、機能的な救護所の運営、各エリアとの情報伝達、事務処理等について、様々考えさせられる機会となったので、課題を修正してレベルアップを図りたい」との声が聞かれ、地域赤十字奉仕団からは、「大釜を用いての大規模な炊き出し訓練は今回が初めてであり、実災害に備えた大変良い経験となった」との声が聞かれた。
 当支部では、今後、傷病者の円滑な受け入れのためのトリアージ※3等各エリアの連携、救護機材の有効な取り扱い、無線・衛星電話等の通信機器の円滑な運用等、訓練を経て得られた課題を解決して、さらなる災害対応能力の強化に努めていきます。

※1 ドラッシュテント
 仮設救護所用の大型テント(長辺9.36m、短辺6.03m)。ベッドが並列して配置できるように設計されている。

※2 後方搬送
 傷病者を処置し、可能な限り安定化させた上で、高度な医療が提供できる医療機関や、必要に応じ被災地域外の医療機関に広域に搬送すること。

※3 トリアージ
 災害などで多数の傷病者が発生したとき、治療や搬送の優先順位を決定し、傷病者を分類すること。
引佐赤十字病院に救護所を設置

引佐赤十字病院に救護所を設置

傷病者の診療にあたる救護班医師と看護師

傷病者の診療にあたる救護班医師と看護師

浜松市消防局の協力のもと重傷者を後方搬送

浜松市消防局の協力のもと重傷者を後方搬送


ご不明な点は、日本赤十字社 静岡県支部までお尋ね下さい。