事業のご紹介

国際活動事業

今、世界では

世界の各地では、民族の対立や政治経済の混乱などに起因する様々な紛争と風水害・干ばつ・地震などの自然災害が多発し、その犠牲者や避難民は依然として増加する傾向にあります。さらにエイズ・マラリア等の感染症への対応も国際社会の大きな問題となっています。このような中、日本赤十字社は国際赤十字の一員として、これらの人々に対する国際救援事業と、災害予防対策や保健衛生対策等を支援する開発協力事業、また各国赤十字社の災害対応能力強化のために人材養成、組織基盤の強化などを支援する事業を展開しています。

国際赤十字の一員として

静岡県支部の取り組み

ベトナム災害対策事業

ベトナム沿岸地域では、台風による高波、高潮の被害が多発しています。

日本赤十字社は、べトナム赤十字社と協力しながら、地域住民とともに、延べ約10,000ヘクタール以上の広大な地域でマングローブ及び防風林の植林活動を行ってきました。

マングローブ林には、防波効果のほか、根元に集まった魚介類の採取・販売による住民の生活向上、CO2削減効果も期待されています。

今後も、沿岸地域のマングローブ、防風林の植林、また土砂崩れ災害が多発している山岳地域への植林、学校やコミュニティーにおける防災教育などを実施し、災害リスクの軽減、住民の災害対応能力の強化を図っていきます。

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ケニア地域保健強化事業(第2期)

ケニアでは、多くの人々が健康に対する十分な知識を持っておらず、また保健サービスが整っていないため、妊産婦や子供たちが下痢や肺炎など予防可能な病気で命を落とすことが珍しくありません。

ケニアの乳幼児死亡率は出生1000人あたり52人ですが、事業を実施しているガルバチューラ県では75人と高い確率で推移しています。

同県はたびたび干ばつに襲われる厳しい自然環境のもとで、多くの遊牧民が暮らしています。

ケニア地域保健強化事業は、近隣に診療所が存在しない地域で毎月巡回診療を行い、治療と同時に母子保健を中心とした健康と衛生の知識を広める活動を行っています。

ただ治療するだけではなく、保健衛生の知識を広める地域のボランティアを育成し、学んだことを自主的に広められるよう支援をしています。

アジア・大洋州給水・衛生キット支援事業

近年、洪水やサイクロンなどの災害の増加に伴い、安全な飲料水の供給や、衛生状態の改善など、災害時の給水・衛生活動のニーズが高まっています。

国際赤十字・赤新月社連盟は、災害時、迅速な給水・衛生活動が展開できるよう、「給水・衛生キット」の開発を行いました。このキットには、浄水器やタンク、水質検査キット、簡易トイレ、衛生教育用資材などが含まれています。

日本赤十字社では、災害多発国、特にアジア・大洋州への給水・衛生キットの整備を支援しています。キットの整備のほか、災害時には、日本赤十字社職員を現地に派遣し、被災国の赤十字社(赤新月社)とともに、給水・衛生分野での救援活動を行っています。

海外救援金・NHK海外たすけあい義援金の募集

海外救援金の募集

海外で大規模な自然災害や紛争などが生じた際、被災国の要請に応じ募集を行うもので、全国から寄せられた救援金は、日本赤十字社や国際赤十字、現地国の赤十字社・赤新月社による救援活動・復興支援活動等に活用させていただきます。

さらに詳しく

NHK海外たすけあい義援金の募集

「海外たすけあい」は、カリブ海のサイクロンやイタリア中部の地震のように、海外で発生した災害や紛争による被災者の支援および開発途上国への長期的な支援を行うために、日本赤十字社が毎年NHKと共同で12月に実施している募金キャンペーンです。

寄せられた義援金は、日本赤十字社が世界の赤十字・赤新月社とともに行う、紛争や自然災害での救援、その後の復興、長期的な視野で人々の防災意識や生活向上を支援する開発協力事業に、役立てられます。